エンジン積み込み


 さてさて!今回はエンジンを積み込みます。

 おや?こんな部品がフレーム付近からぶら下がってます・・・
 「あっ!クラッチのピストンが、まだ何にもやってねえや・・・」
 と言うわけで、クラッチのピストンも今回は新品に交換します。

 本来はOリングの交換だけでいいと思いますが、フンパツしました!
 はい!出来上がり!

 マニュアルどおりOリングを組んで、スプリングと一緒にケースに押し込めばOK!

 でもシリコングリスを塗るのを忘れないでね☆

 それから・・・とっとと組み込まないと、スプリングの力でピストンが出てきますので注意です。
 クラッチのシャフトが入ってる事を確認して、エンジンに3本のボルトで固定すれば出来上がりです。
 それでは、いよいよエンジンが元の場所に鎮座します。

 しかしトライアルバイクってエンジンがないと本当に「スッカラカン」ですね(´〜`;)
 ちなみに、エンジンちゃんはけっこう重いので、写真のように膝に乗せながら、シリンダー部のボルトを差し込みます。
 スペーサーも忘れずに・・・
 なんとかエンジンがぶら下がりました。

 完成まで本当にあと少しです!

 後は、分解した逆の手順で配線類&ホースを接続します。
 クラッチのオイルを入れて・・・・

 エア抜きして・・・

 クーラント入れて・・・

 エア抜きして・・・・


 出来ました!!元のかたちに戻りました!
 後はエンジンが始動するかだけです!
 ドキドキドキドキドキ・・・・

 スパン!パンッ!パンッ!・・・・

 かかりました!完成です!感動です!異音もしません!超スムーズです!滑らかです!力強いです!

 本当にエンジンが別物のようです!
 ビバ!オーバーホール!って感じです!

 次の日の大会で、このマシンで優勝しました!
 自分の腕が悪い分マシンに助けられたようです!
 今回の作業時間・・・・40分     エンジン復活の感動・・・・Priceless

 今回のオーバーホールを支援してくださった方々☆

 クランクのリペアを行っていただきました!

 ガスケットなどのエンジンパーツを購入しました!

 岩田先生に「意外と何とかなるよ!」という言葉と勇気をもらいました!

 メカニックQ&Aで多くのヒントをいただきました!