初めての人のバイクを整備するぉ♪


 今回初めて人のマシンを整備する事になりました。
 このマシンは、某スクール中に「キックスターター」が下りなくなるという症状が出たバイクです。
 ちなみにマシンはモンテッサ・コタ315Rの98年式と思われるバイクです。
 エンジン形式は「NN3」です。

 しかしココまでばらしてもキックは動きません…
 「ミッション壊れた?こりゃ腰下全分解か?」と思い、とりあえず腰上をばらす事にします。
 まずヘッドをばらします…
 思った通りです…
 以前の私のエンジンと同じくらいカーボンが付着しております…orz

 まあ、エンジンの整備を引き受けたんでコレくらいは覚悟していましたが、やっぱメンドイですね〜(笑)
 次にシリンダーを外そうとしたのですが…
 びくともしません… 
 やっとの思いでシリンダーが外れたのですが…

 なんか嫌な感じの傷跡があります…

 ちなみに、この写真は吸気側です。
 排気側は…焼きつき?!

 とりあえず症状をバイクの持ち主に連絡して、MITANIさんに相談をかけることにします。
 こちらはピストンです。

 真っ黒ですが磨けばナントカなりそうです。
 シリンダーを外した時点で、固まっていたキックスターターが動くようになったのですが、念のためクラッチのアウターまでばらして点検いたします。

 まあ、せっかく整備を引き受けさせていただいたので、できる限りの事はさせていただきます。
 私のエンジンをばらした時にも、ベアリングに写真のような症状(赤色のシールが凸凹)が出ておりました。

 しかし、後日MITANIさんで聞いたのですが、RTL250R及びCOTA315Rのエンジンはこのようになるのが普通らしいです…
 とりあえずゴロゴロしなければOKらしいですので、今回はこのままにしておきます。
 とりあえずココまでばらしたのですが特に異変は無かったので、部品を注文がてら三重県まで行くことにします。
 それと、エンジン以外の要整備箇所として、リアサスペンションの「バンプラバー」が、ほぼ無くなっていましたので、持ち主さんに了承を得てオーバーホールすることにいたします。

 あ、一応写真の下の端に申し訳なさそうに落ちているのが「バンプラバー」の生き残りです…
 このままでは全く機能を果たさないばかりか、フルボトムした時にサスペンションが壊れかねません。
・次回予告「ミタニ鈴鹿店さんに行ったら簡単解決!」の巻きです♪

 困った時にはスグMITANI!

一応言っておきますが、私はMITANIさんの回し者ではありませんし、金銭及びサービス等は受けておりません。
でも、物を買ったついでに有益な情報の提供は受けております(笑)